県内の主な水産物を紹介いたします。
東部海域 | 中部海域 | 西部海域 | |
春 (3月~5月) |
マダイ、クロダイ、ウシノシタ、カサゴ、イサキ、メバル、サワラ、シャコ、アサリ | マダイ、メイタガレイ、ボラ、マダコ、メバル、サワラ | サヨリ、クロダイ、マコガレイ、メバル、ナマコ、カキ、アサリ |
夏 (6月~8月) |
カタクチイワシ、スズキ、コノシロ、テンジクダイ、タチウオ、アサリ | マダイ、ハモ、マダコ、タチウオ、メイタガレイ | クロダイ、タチウオ、キス、コウイカ、アナゴ、カタクチイワシ、タチウオ、アサリ |
秋 (9月~11月) |
カサゴ、シャコ、メイタガレイ、コウイカ、タチウオ | マダイ、ハモ、マダコ、ウミタナゴ、タチウオ、エビ類 | サヨリ、メバル、アナゴ、キス、ハモ、タチウオ、カタクチイワシ |
冬 (12月~2月) |
マコガレイ、ウマズラハギ、イイダコ、カサゴ、シャコ、ガザミ、ノリ | マダイ、ハマチ、ウシノシタ、メイタガレイ、コウイカ、マダコ | カキ、ナマコ、マコガレイ、ウシノシタ、アナゴ |
県内でとれる魚を一部紹介します。
・カタクチイワシ(小イワシ)
小イワシという名は広島地方の俗言で本名はカタクチイワシといいます。 良質なタンパク質とサーデンペプチド、血液をさらさらにして血圧、心筋、脳の正常な状態を保つ作用があります。 又、タウリン等のアミノ酸、ミネラルやビタミン類、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸など、自然な形の有効成分が目白押しです。
・メバル
メバルは江戸時代からよく食され親しまれてきた名魚です。
旬は春から夏にかけてで、肉は白身でよくしまっており味は淡白で身ばなれがよいです。
メバル釣りは波風の強い日は食いが悪く、行くなら風のゆるやかな静かな日、そして時化の後などで濁りが入っていた時がベターです。
・サヨリ
肉は白身で脂肪分が少なくきわめて淡白です。
春が旬で冬の終り頃から店頭に並べられ、さより船曵網解禁の五月に入ると更によく見られるようになります。
併し足がいたって早いのが欠点で暑い夏の間は遠慮した方が食べる方にも食べられる方にもベターです。
秋になると一層うまみが増します。
※「箱庭の海」 川上 清 著 より引用させていただいております。
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