生命維持に必要な3つの成分
豊富に含まれているミネラルですが、特に次の3つの成分が注目されています。
鉄…血液中のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンの成分であり、不足すると貧血の原因になる
銅…ヘモグロビン合成に関与して、鉄分の吸収を助ける
亜鉛…口腔内に分布する味蕾細胞(みらい細胞と読む。たんぱく質が合成されている細胞)の形成に関与しており、欠乏すると味覚障害を起こす。免疫機能をアップさせる働きがある為、寒い時期の風邪対策にも効果を発揮する。
これらは微量元素です。多量に摂取する必要はありませんが、不可欠な栄養素です。さらに、より鉄分の吸収を促進させる為に、ビタミンCとセットで食べるのがポイント。昔からレモン汁や大根おろしと食べてきたのには大きな意味があるのです。
肝機能アップで二日酔い予防
かきの旨味の素は、タウリン、アラニン、グリシンといった、いま注目のアミノ酸によるものです。アミノ酸は地球に存在する栄養成分の中で最も古いもので、人の体の2割はアミノ酸(たんぱく質も含む)で構成されています。そのアミノ酸や特定のたんぱく質は筋肉などの体の構成成分になるほかにも、独特の機能性成分が注目されています。中でもアミノ酸のタウリンには「肝機能を高める」「コレステロールを低下させる」「血圧を正常に保つ」「心臓の機能を高める」といった働きがあります。タウリンやグリコーゲンが肝機能を高める働きをする事は近年になって分かって来た事ですが、古来、かきが滋養強壮に役立つといわれてきた背景には先人達が体験により得た知恵だと考えられています。
疲れをとって、お肌をキレイに!
かきにはビタミンB群が多く、疲労回復、眼精疲労にも効果的ですが、特にビタミンB12は、下肢(足)のしびれや神経障害に効果があります。「歩きたいけど足が…」と言う人にオススメです。また、女性には嬉しい効果があり、「美容ビタミン」と呼ばれるビタミンB2が多く含まれている為、美肌効果が期待できます。ビタミンB群を上手く吸収させるにはネギ、ニラ、ニンニクといったアリシンを含む食材と一緒に食べると効果的です。和食では「土手鍋に白ネギ」、イタリアンだと「ニンニクオイルソテー」韓国料理だと「ニラたっぷりのかきのチゲ」などいかがでしょう。
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